2018.07.08 九州支部技能コンクールが当社工場にて開催されました。

  織女星と牽牛星が出会う七夕の翌日の7月8日(日)に「日野自動車全国販売会社九州支部サービス技術コンクール」が、当社本社工場にて開催されました。九州日野、熊本日野、南九州日野そして沖縄日野の4社の持回り開催となりますので、4年に一回は沖縄開催となりますが、今回が第47回大会で沖縄では2度目です。全国的には豪雨災害続きで沖縄にも猛烈な台風が接近するという天候を心配しながらの開催となりましたが、競技当日の天候は快晴で最高気温は33℃に達しながらも心地より南風(はえ)が吹き流れた環境下にて行われました。
  競技はサービス(整備)とフロント(受付)の両部門に分けて実施され、実践的な実技とマニュアル等の理解度を測るペーパーテストにて競われます。なお、全国大会での優秀表彰者は、海外販社への交流派遣と日野チームが力を入れ取組を続けているパリ-ダカール・ラリーのメカニック担当者としての登竜門の両切符を手に入れることになります。
  
  その模様について、本線前日の七夕のペーパー試験から紹介しましょう。
 
 まずは会場設営風景から
 
 「一休み前に最終チェックは?」                   「工場の設営は完了!」
 
 
 沖縄らしくクラシックカーに分類可?の整備中車両も展示しました。(お客様の了解は得たの?社長談「これらはナナサンマル(本土復帰から6年後1978.7.30に右側通行から左側通行に変更となった日付からそう呼ばれている)の車両だよ」「本当?」
 
作業中の板金工場から当日に展示用として出庫。厚化粧の最中ですが、エンジンを含む駆動系はしっかりとしたものです。
 
 逞しく。                         2台で「ハイチーズ!」 (さすが日野製!とはある社長談)                                  
 
 各販社の代表は最後の悪あがき?で対策に余念がありません。
動揺を誘うため、「余裕ですね~。100点?」とたずねたところ「そうなるよう頑張ります!」との答え。(結果は、そのとおりでした!!)  各代表より、試験官の緊張の面持ちでした。
 
 
 
 実技競技当日は7月8日の日曜でしたが、皆元気溌剌にラジオ体操「イッチ、ニー、サンシー、シーゴーロク- - -」。全員揃ってほんとに壮観でした。
 
 
 
 開会宣言は、まずは緊張のあまりトチッタ当社サービス部長。
 
 続いて、社歌斉唱「あーあー うるわしの 空の下~ ― ―」
 
 開催会社社長と九州支部会長の挨拶、来賓祝辞と続きます。そのあと競技&審査基準が説明されました。
 
 
当社代表による高らかな選手宣誓。「宣誓。我々選手一同は日野自動車クラフトマンシップに則り― ― 」と発っしていたと思います。
 
 沖縄日野の駐車場係の面々。青空の下はすぐ「ちゅらさんビーチ」。「ビーチパーティーが待ちど~し~さ~」。
家族連れの社員、取引先、学生も続々と応援に駆けつけてくれました。
下段は当社の美女軍団?と当社代表選手。
 
 
 
さ~て、いよいよ競技開始です。選手のひたむきさとその動きを微細にチェックする審査員。
 
 実技課題は会場正面のボードの背面に掲示されていますが、控え室に隔離された選手には見ることはできません。
 
 各社の社長および役員は応援のはずですが、配下の代表選手の以上に緊張していました。
 
 
競技が進むに従い、ボードにはクリヤした課題がチェックされていきます。
 
 
 競技を終え、さんぴん(ジャスミン)茶のペットボトルを片手にホット一息ついた様子。本当にいいシーンです。
緊張が解け、力を出し切りすがすがしい顔をしています。
 
 
 
 
 昼食を挟み午後からはフロント競技に移りました。セールスは勿論ですが、全員がお客様の立場に立ち、誠意を込めて説明します。さすがプロとの印象です。
紅一点は当社代表。
 
 
 
競技をすべて終え、集計が進む間に社長&役員、応援の皆様はしばしの歓談タイム。 
 
 
講評、成績発表、表彰式へと淡々と式は進行します。
 
 
 
 
 
  選手&役員の皆様は、翌日の営業に支障を来たさぬよう、三々五々に当日の航空便にて九州各地の地元に帰郷していきました。 選手、運営委員、会場の設営に携わった皆様および応援者の皆様ほんとうにお疲れ様でした。
 皆様のこれまでの活動が日野自動車グループの活力となり、技術の伝承&発展に繋げ、皆がHINO「のれん」の価値を高めているのだと実感できるコンクールでした。
 本当にありがとうございました。   
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